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「覚悟した決意」とは!?

前回、「覚悟した決意」に変ってこそ、成功の2文字が見えてくるものなのです、と記しました。
では、この「覚悟した決意」とはなんでしょうか。

壁にぶち当たった時や自分に才能がないと思った時に、「もう限界だ、もうやめよう」と考えが頭をよぎったとします。

往々にして「欲求」だけで突き進んできた場合は、ほとんどの人が挫折していきます。
それは、まだまだ自分の想いが、本物になっていない証拠です。
この「想いが本物」にならない限り、成功は愚か、やっていること、そのものが長続きしません。

私自身の話をします。
初めて会社を興した時のことです。

サラリーマンだった私は、いずれ起業して会社をつくりたいと考えていました。

まだサラリーマンの時点で、友人や知人に、自分が起業したら出資してくれ、とお願いしていました。
すると、彼らは、「ハイハイ、本当に会社を辞めて起業したらね」と、まるで私が起業しないかのような口ぶりでした。

果たして、当時勤めていた会社をすっぱりと辞め、実際に会社設立の段になると、半信半疑だった友人、知人の態度が一変し、「本当にやるとは思わなかった」と驚き、何人かは大事なお金を出資してくれました。

お陰様で、私は5日間で、当時の金額で700万円を集めることができました。
私の欲求だけでは、周りの人々は動いてくれません。

 

自分の「覚悟した決意」でもって「想いが本物」であることを見せなければ、周りは動いてくれないのです。

つまり、自分が変わらなければ、人は変わらないということだと私は理解しています。