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xSTAGE 各機能紹介 ~ その11

Interoperability(インターオペラビリティ)。日本語では「相互運用性」ですが、最近使われることが多くなりました。デジタル庁も、この方針を打ち出されています。

 

もともと ADLが提示した SCORMは,教材コンテンツと LMSシステム間のやりとりを規定することにより「相互運用性」を実現したものです。教材コンテンツが固有の LMS規格に準拠していると、別の LMSに切り替えたら、その教材コンテンツが使用できなくなるという問題を無くそうというものです。

 

 

 


ADLは、この方針を引き継いで xAPIを発表し、学習履歴を LRSに共通形式で記録すれば、別のシステムでも利用できる形にしました。ビッグデータ時代になって、その必要性が高まってきたことによるものです。そして、cmi5 によって、インターネット通信による教材コンテンツと LMS間の「相互運用性」も実現しました。

 

さて,こうした規格はオープンである必要があります。

ある企業が提供するサービスが有用であるとしても、それが独自規格であると、その企業が突然サービスを中止したり、はたまた、企業自体が消滅したりしたら、何よりも大切な教材コンテンツや学習履歴が消えてしまう、もしくは使用不可になるのです。

 

弊社は、この考え方に同調し、xAPI/ LRS/ cmi5 規格に完全準拠した「xSTAGE」を他社に先駆けて開発し、リリースしました。このInteroperability の思想によるサービスの利用が広がっていくことを期待しています。

 

 

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