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両国の盆踊り

ジンジャーアップのある両国で行われた2つの盆踊りにお邪魔してきました。

 

盆踊りは先祖の霊を供養するための念仏踊りが起源とされています。

江戸時代に娯楽的な要素も加わり、老若男女が集まり若者たちの出会いの場、地域交流の場として発展してゆきました。

 

現代では、縁日的な地域行事の側面が強くなっていますが、その根底にはご先祖様を敬い、供養するという意味が受け継がれています。

興味深いのは地域性がかなりあること。隣り合う街でも櫓や選曲に違いがあり面白いんです。


渋い!両三盆おどり

7月19(土)、20(日)の2日間に行われた、両国三丁目町会さん盆踊り、「両三盆おどり」にお邪魔してきました。両三郵便局。斜めお向かいに吉良邸跡があります。ここが盆踊りの夜は豹変!

背筋がシャンとした、揃い浴衣の街のご婦人が粋!

普段静かな郵便局の前の路上に櫓と提灯、いつもひっそりとしている吉良邸は接待席に。

討ち入りの舞台となった場所で接待は不思議ですが、供養の意味もあると思います。


盆踊りを支える若い力。

 

盆踊りの進行を担っているのは地元若睦のみなさん。

揃いの紫の浴衣でビシッと決め、みなさんお似合いで立派です!実に両国らしいと思いませんか?

彼らで盆踊りの音楽の進行やアナウンス、交通整理から落とし物・迷子すべて担ってくれています。若い人が地域行事に参加しなくなったと言われて久しいですが、両国には頼もしい若者がいますよ!

 

東京の盆踊りでは東京音頭、大東京音頭、八木節、炭坑節の曲は大体かかります。

最近はダンシングヒーローなども増えてきました。

この日も上記4曲がかかり、墨田区ならではの曲・すみだ音頭、東京スカイツリー音頭、東京スカイツリーおどりが加わりました。


花火もあがる!両国二丁目 夏祭り盆踊り大会

両国駅西口の国技館通り(両国二丁目)でも路上を封鎖して盆踊りがありました。

このシーンは盆踊りでダンシングヒーローがかかっているんですが、大変盛り上がりまるでフェスのよう。

地元両国二丁目のご婦人は揃い浴衣に赤い裾除け、赤襷でかわいらしく。

他の盆踊り会場と装いが一風変わっています。

国技館通りを封鎖しているので、広々踊ることができます。

山形県の民謡・花笠音頭がかかると赤い花のついた花笠を貸していただけます。

これがまたご婦人たちに似合う!

 

盆踊りのフィナーレはなんと打ち上げ花火。

両国には隅田川花火大会だけでなく、両国花火資料館があります。花火との縁は切っても切れません。町会の若睦によって規制線が貼られ、すみやかに花火が打ち上げられます。

暑い昼間に、彼らが花火のセッティングをしてくださいました。

打ちあがる花火を見ている時、人のために働く尊さを感じました。

 

eラーニングのシステム構築という事業を通じて、お客様の学びをサポートする私たちにも通じる大切な心だと考えています。

 

私たちはこれからも、お客様の成長という感動を分かち合えるよう、より良い学びの機会を提供していきます。効率的なeラーニングについて何かできそうな事がございましたら、ぜひ一度ジンジャーアップにご相談ください。

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