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同時多発!どうなってるの?牛嶋祭の奉納踊り

両国は、九月場所の開催もあり、9月は特に賑やかになります。

この時期に欠かせないのが、隅田川沿いにある牛嶋神社の例大祭です。


巨大な氏子エリアを巡る祭り

牛嶋神社は墨田区向島に鎮座していますが、両国駅前にも祭礼の幟が立つほど、その氏子エリアは広大です。両国駅前から牛嶋神社まで歩くと徒歩30分以上かかります。

墨田区のほぼ南半分にわたり、約50もの町会が宮入りする、大変規模の大きな祭りです。

(googleMAPを下にスクロールすると、両国駅が見えてきます)

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創建は860年と1000年以上の歴史があり、多くの人々の信仰を集めてきたことがわかります。境内に鎮座する「撫で牛」がピカピカに輝いていることからも、その信仰の深さが伝わってきます。

5年に一度の本祭は本物の牛が街を練り歩きます。


神輿と奉納踊り、それぞれの魅力

この祭りの見どころは各町会の50基以上の神輿だけではありません。

夜には各町会で「奉納踊り」が行われます。盆踊りはお盆を過ぎると奉納踊りと呼ばれるそうです。

奉納踊りのスタイルは町会によって様々。公園で行うところもあれば、道路を通行止めにして櫓を建てる町会もあります。各町会が提灯や音響機材などを所有し、自力で開催していることに驚かされます。これは、地域に根差した人材が豊富にいる証拠です。

祭り期間中、奉納踊りは近隣で同時多発的に開催されます。100メートル先に隣の櫓が見えたり、会場にいるのに、隣の会場の音が聞こえてきたりと面白い状況に出会うことも。

私は何年か前から、地図と耳を頼りに自転車で櫓を巡っています。煌々と輝くスカイツリーを背景に、点在する小さな櫓の光を辿る旅は、まるで3日間だけの特別な冒険のようです。


祭りの体験も学びになる

奉納踊りの会場は、場所によってかかる曲や雰囲気が異なります。渋い雰囲気の会場もあれば、若い人が多いフェスのような会場もあり、行ってみるまでわからない楽しさがあります。

どの会場も町の方々が暖かく迎えてくださるるので、安心して参加できます。

 

こうしたお祭りやイベントの設営・運営に携わったり、参加して交流を深めたりする体験は、すべて貴重な学びの記録になります。机に向かって学ぶことだけが学習ではありません。

 

ジンジャーアップが提供する「ラーニングレコードスコア(LRS)」は、そうした体験型の学びも記録できるシステムです。お祭りやイベントへの参加を通して得た知識やスキルも、あなたのラーニングレコードとして蓄積できます。

 

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